サバンナ
Savanna
サバンナ蒸留所は、インド洋に浮かぶ火山島、レユニオン島に位置しています。マダガスカル島の北東、フランスの海外県であるこの島の北東部・サン・アンドレにて、1948年に現在の地へと移設されましたが、そのルーツは1870年代にまで遡ります。
この歴史ある蒸留所では、自社農園で育てられたサトウキビの大半を、今なお手作業で丁寧に収穫。伝統を守りながらも、独自の技術で4つの異なるタイプの原酒 ― トラディショナル、アグリコール、グランアローム、ハイエステル ― を生み出すという、世界的にも珍しい製法を採用しています。
また、フランスの海外県という立地を活かし、コニャックの古樽をはじめとする高品質な樽を使った熟成にも積極的。クラシックでありながらも常に革新を追求する蒸留所として、近年ますます注目を集めています。
- カテゴリーラム
- 国名フランス
- 地域レユニオン島
サバンナ ラム インテンス ブラン 41.3
Savanna Rhum Intense Blancトラディショナル製法により、24時間の発酵を経て生まれたこのホワイトラムは、「サトウキビの蜂蜜」とも称されるほど、濃密な糖蜜のアロマとエッセンスを凝縮しています。 無色透明ながら、レユニオン島の大地と伝統が詰まったその味わいは、力強さと繊細さを兼ね備えた一本。ラムの世界に触れる“最初の一歩”としても、自信をもっておすすめできるアイテムです。
サバンナ ラム 5年
Savanna Rhum 5YOコニャックの古樽を贅沢に使用した熟成により、力強さと繊細なアロマを見事に両立させたトラディショナルラム。コラムスチル製法によって、よりクリアで洗練された味わいに仕上がっています。 グラスに注いだ瞬間から広がるのは、心地よいフルーティな香り。マンゴー、パイナップル、パッションフルーツなどのトロピカルフルーツを思わせる甘やかな香りが、次第にアーモンドやマジパンへと優雅に変化します。 味わいは円熟味があり、かすかなアニシードとともにサフランやカレーを連想させる穏やかなスパイスが全体を引き締め、豊かな余韻を演出します。 ラム初心者の方にも飲みやすく、ロックでゆっくりとその変化をお楽しみいただくのがおすすめです。
サバンナ ラム レ・マスト
Savanna Rhum Le Must最長9年熟成のトラディショナルラムと、6年熟成のグランアロームラムを約7:1~8:1の比率でブレンド。 伝統と革新が融合した、まさに“マストバイ”と呼ぶにふさわしい新定番アイテムです。 トラディショナルラムは24時間の発酵を経て、グランアロームは6~10日の長期発酵後に、銅製Savalle社のコラムスチルで蒸留。異なる個性が絶妙に調和し、唯一無二の香味を創り出しています。 立ち上がるのは、バナナ、洋ナシ、白桃といったフルーティな香りに、酸味を帯びたハードキャンディのような華やかさ。その後、ハチミツ、レーズン、デーツ、アンズといったドライフルーツの豊かな香りへと移り変わっていきます。