ポールジロー スパークリング グレープジュース 期間限定生産品
Paul Giraud Jus de Raisin Gazeifie
容量: 750 ml
度数:
0 度
ビンテージ:
ポールジローのスパークリンググレープジュースは、ポールジロー氏がコニャックを造るのに使用するユニブランを、そのまま搾って無添加のスパークリングジュースに仕上げている、年に一度の限定品です。まさしくポールジロー・コニャックの原点であり、飲んだ方だけが実感できるコニャックのルーツと言うことができます。2003年の発売開始よ...
ポールジローのスパークリンググレープジュースは、ポールジロー氏がコニャックを造るのに使用するユニブランを、そのまま搾って無添加のスパークリングジュースに仕上げている、年に一度の限定品です。まさしくポールジロー・コニャックの原点であり、飲んだ方だけが実感できるコニャックのルーツと言うことができます。2003年の発売開始より、毎年たいへんご好評をいただいており、毎年ご案内の際には氏のブドウ生育レポートも合わせてご案内しております。
・ ご注文いただいた数量のみ生産を依頼する、完全予約限定品です。
・ 毎年8月中旬~下旬頃に酒販店様、業務店様へのご案内を開始しております。
・ 一般のお客様はご案内開始時期に酒販店様へお問い合わせください。
・ 9月下旬~10月上旬頃にブドウの収穫が始まり、収穫後はそのまま無添加で、フレッシュなスパークリングジュースに仕上げられ、すぐに日本へ積送されます。
・ 例年12月中旬~下旬頃にお届けしておりますが、収穫や生産状況により越年する場合もございます。
・ ブドウは農産物であり、収穫量によってはご注文いただいた数量にお応えできない場合がございます。
・ ブドウが植えられている区画や収穫日によってジュースの色が異なる場合がございます。これは着色料を使用していないからであり、飲用に差し支えはございません。
・ 賞味期限は生産されてから約2年です(ラベルに記載)。冷暗所にて保存してください。
<<2011年生育レポート>>
乾燥した暑い夏といって思い出せるのは、私の記憶が確かなら、1976年だと思います。この年には、9月27日に収穫をしました。5ヶ月間一滴の雨も降らなかったのに、収穫当日にはひどいストームが来て、2時間で160ミリも雨が降ったことを、よく覚えています。変ですよね?当時の収穫は、10月5日~10日の間に始めるのが、普通でした。
でも今年は、1976年の記録を塗り替えそうです。今のところ、9月5日前後が適当ではないかと予測しています。これは、1950年代、60年代、70年代と比べて1ヶ月も早いです。いったい、どうしてしまったんだろうと思います。
この地域としては冬は寒く、対して4月には数日間25℃~28℃という、いくぶん暑すぎるともいえる日がありました。5月には落ち着き温度が下がりましたが、カレンダーを見ていると、気候の変わり方が3週間ほど前倒しになっているのを感じます。そして絶対に、普通に戻らないのです。
唯一の、でも大きな問題としては、二日間だけ25ミリずつ降りましたが、それを除いて3月から雨がほとんど降っていないことです。畑はカラカラで、ブドウの実を重くするにはいまこそ雨が必要なときなのですが・・・さて、どうなることやら。
自分としては、自分はもとより私の親も、またコニャック地方内の誰も体験したことがないようなこの状況に、不安もありますし落胆もしていますが、でもブドウそのものの生育状態をみますと、とても健康ですし、大きくまた美しく育っていて、あとは雨が降ることと、暑すぎない普通の夏が来ることを、祈るばかりです。
<<2010年生育レポート>>
去年の冬は珍しく4回も雪が降り、とても寒い冬でした。
それにも関わらず、自然はいつもと同じように静かにそこに在り、栽培サイクルに必要な「冬」という役割を静かにこなしているのでした。春には雨が多く、寒さも制限されていましたが、ブドウはゆっくりと育っていたようです。ブドウの栽培には全くもって歓迎できない春の雨に数回耐えつつ、その後無事に太陽が顔を出してくれて、ブドウ畑はとても美しく成長を続けています。
他の年と比べてみると、全体的にブドウの成長が8~10日間ほど遅れているので、収穫も10月の第1週にずれ込みそうです。この夏がブドウにとって最高の夏になることを祈りつつ、最高のブドウを収穫できるように気をつけて見ていきたいと思っています。
≪2009年生育レポート≫
2007年、2008年とワインの生産者を含めブドウ農家全体にとっては難しい年が続きましたが、2009年は違いました。今年は降雨量が適度で、ブドウの葉や実に遅いかかる病原菌との戦いもそこまで激しくはならず、春には少し降りすぎるきらいがありましたが、幸運にもその後には日照と降雨量のバランスが良い日が続きました。今、畑に出向くと葉の緑はとても美しく、またブドウの実も然り。二本の枝にぶらさがっているユニブランは理想的なまでに美しく、期待を裏切らない最高の収穫を約束してくれているようです。
≪2008年生育レポート≫
去年と同じく、ここシャラントではブドウ栽培に関しては難しい気候が続いています。4月、5月、6月の頭に入るまで悪天候が続き、特に5月は寒く雨も多く、ブドウにとって理想的な天候だとはとても言えませんでした。同時に、常にかかりうるベト病やウドンコ病にも注意しなければならず、ブドウの成長には細心の注意を払う必要がありました。結果的に、このような悪条件の下、なんとか成功できたので安堵しています。開花が始まったときは、暑すぎない晴れた天候が続いており、これこそまさに私が求めていたものであったので、とても安心しました。開花の状態がいいということは、ブドウの品質を約束してくれたようなものです。私にとって、できるブドウの「数」は必ずしも重要ではありません。今年は去年より更に収穫量が減りそうですが、品質は向上しそうなので、嬉しいです。
あとは、太陽が顔を出し、20℃~25℃ぐらいの暑すぎない気温が続いてくれれば、理想的な収穫ができそうです。8月と9月にはブドウを十分に熟す太陽が必要ですし、正直これさえあればもう大丈夫、という気がしています。
≪2007年生育レポート≫
2007年はさまざまな理由から例外的な年になりましたが、その主な理由は今年の異常気象によるものです。ブートビルでは1975年から働いておりますが、これほど難しかった年は1988年しか思い出せません。4月が非常に暑くて日照時間が多かったのに対し、5月はよく雨が降りました。その後6月にまた回復したと思ったら7月はほとんど雨で、ブドウにとっては品質の良い実をつけるのに非常によい天候でしたが、それは同時にベト病が発生しやすい天候でもありました。私たちが最も恐れている病害です。このような年に何が一番成功への鍵を握るかと言うと、この逆境を乗り越えるための経験です。常に適切なタイミングを見極めて適切な処置をしていかないと、恵まれている年のように後から微調整を加えることが難しいのです。ベト病の防止には銅を含んだ薬品を表面に塗布するのですが、適した日を選ばないと雨で流れ落ちてしまい意味がありません。長年の経験からその土地の気候に精通し、一年を通して天気の変化を読み取るだけの経験があるからこそ、より良きブドウ栽培ひいては高品質なグレープジュースを生み出すことができるのです。
今年の天候は確かに難しかったのですが、それでも2007ビンテージはバランスのよい、酸味と糖度が程よくとけあったブドウになったと思います。収穫する頃にはもう少し糖度の高い、いわゆる「ブートビルのテロワール」と呼べるようなブドウができ上がることでしょう。「同じようなビンテージは二つとない」、今年の教訓はこの一言に尽きます。
≪2006年生育レポート≫
わずかに雪が降った冬を越え、今年の夏、特に6月は非常に良い天候に恵まれました。毎日晴天で特に暑い日が7月14日まで続いたのを覚えています。(7月14日はフランスの建国記念日なので、記憶に残っているのです。)その後たっぷりと雨が降り、ブドウの熟成も理想的に進みました。熱波がフランスを襲い、7月には国内最高気温も更新しました。
人間にとっては決して快適とはいえない天候でしたが、ブドウ畑にとってはまたとない好天気でした。人間にとって歓迎できないことでも、ブドウの花が実になるのには必要不可欠な条件もあるのです。幸い今年の夏はブドウの品質を高めるのに適した天候が続きました。目下ブドウの生育具合に注意を払い、病菌に犯されぬよう気をつけています。今年も収穫時期は10月ですが、去年より若干早めの10月2日に行おうと計画しているところです。