株式会社ジャパンインポートシステム JAPAN IMPORT SYSTEM

〜フレンチ・クレオール・ラムの楽しみ方〜漬けラムとは?
弊社が取り扱っている「フレンチ・クレオール・ラム」 とは、マルティニーク島グアダループ島といったフランスの海外県において、アグリコール製法によって作られるラムを指しますが、現地ではラムブラン(=ホワイトラム)に様々なフルーツやスパイスなどを漬け込んで楽しまれています。
日本の梅酒に近い楽しみ方ですが、そのレシピは家庭によって様々です。
各家庭で楽しむ他、自家製の漬けラムは市場でも販売されています。(下写真参照)



【グアダループ島で売られている自家製の漬けラム】

よく使われるフルーツはパイナップル、オレンジ、マンゴー、パッションフルーツなど。スパイスはバニラビーンズ、シナモン、ナツメグ、クローブなど。これらの材料をラムブランと一緒に1~2週間ほど漬け込みます。
途中の味わいによってサトウキビシロップを加えて味を調整し、フルーツの味が十分に出たら取り出します。なおスパイスも長期的に入れておくと味が変化することがありますので、お好みで取り出します。
上記のフルーツやスパイスは一例ですので、色々な材料を使って独創的な漬けラムを楽しむことができます。



【ブランドアンバサダーの皆様にお作りいただいた漬けラム】

なお現地では「シュラブ」という定番の漬けラムがあり、年中飲まれていますが、特にクリスマスによく飲まれています。



「シュラブ」の作り方

※日本マルティニーク・グアドループ友好協会様による監修

http://japon-martinique-guadeloupe.com/

  1. 作り方
    材料

    フレンチ・クレオール・ラムブラン 1リットル
    オレンジの皮 5~6個分
    サトウキビシロップ 適量
    バニラビーンズ1本
    シナモン1本
    バニラエッセンス 適量(お好みで)

  2. 作り方
    オレンジの皮を出来るだけ薄く剥く。
    (オレンジの白い部分が残ると苦味が強く出るため)
  3. 作り方
    オレンジの皮を乾燥させる。(左が乾燥前、右が乾燥後)
  4. 作り方
    乾燥させたオレンジの皮をラムブランの中に入れる。
  5. 作り方
    バニラビーンズに切れ目を入れる。
  6. 作り方
    切れ目を入れたバニラビーンズとシナモンスティックをラムブランの中に入れる。
  7. 作り方
    オレンジの色と味が十分に出たらオレンジの皮、バニラビーンズ、シナモンスティックを取り出す。
    取り出すまでの日数は気候などによって変わるため、色が出てきたらこまめに味を確認する。目安は1週間程。
    なお写真は1~2日漬けたもの。フィルターなどで濾しても良い。
  8. 作り方
    サトウキビシロップを適量入れ、好みの味わいに調整する。
  9. 作り方
    お好みでバニラエッセンスを適量入れる。
  10. 作り方
    取り出したバニラビーンズとシナモンスティックを戻す。

このレシピは一例で、現地では色々とアレンジされています。
ぜひあなただけの漬けラムをお楽しみください!



漬けラムのベースには、下記ブランドのラムブランをお使いください。


トロワ・リビエール ネイソン ビエール ペールラバ ラマニー セント・ジェームス J.バリー デパズ ラムJ.M クレマン HSEサンテティエンヌ ダモワゾー

※酒税法により、下記材料は漬けラムに使用できません。
  • 米、麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ若しくはでんぷん又はこれらのこうじ
  • ぶどう(やまぶどうを含む)
  • アミノ酸若しくはその塩類、ビタミン類、核酸分解物若しくはその塩類、有機酸若しくはその塩類、無機塩類、色素、香料又は酒類のかす
  • 酒類
※飲食店にて漬けラムを提供する際には税務署への申告が必要です。貴店管轄の税務署へお問い合わせください。